インカムゲインに着目した投資とは?不動産投資で現金収入を獲得することの魅力 | 全国の不動産投資・収益物件|株式会社リタ不動産

インカムゲインに着目した投資とは?不動産投資で現金収入を獲得することの魅力

2024-12-20

 

投資の収益は大きく分けてキャピタルゲインとインカムゲインがあります。資産価格の変動により得られるキャピタルゲインと比べて、インカムゲインは定期的に、安定した収入を得られるのが特徴です。今回はインカムゲインを重視した投資先と、その中での不動産投資の魅力について紹介します。

インカムゲインとキャピタルゲインとは?

インカムゲインの獲得方法には複数の種類がありますが、資産を保有し続けているだけで定期的に獲得できる収入を指します。これに対して、株価の値上がり益などのように資産価格の上昇を通じて獲得するのがキャピタルゲインです。

インカムゲインとは?

資産の継続保有を通じて着実に得られる収入をインカムゲインと呼びます。たとえば、次のようなものがインカムゲインです。

投資先の資産 インカムゲイン
株式 配当益
債券 クーポン(金利)収入
投資信託・REIT・ETF 分配金収入
クラウドファンディング 分配金収入(ただし、キャピタルゲインと混ざっている場合もあり)
FX スワップ収入
外貨預金 利息収入
不動産 賃料収入

基本的には、潤沢なインカムゲインを得られる投資では保有しながらより多くの現金収入が得られますが、いくつか例外もあります。たとえば、投資信託は分配金の再投資を選択すると、分配金は手元に入らず、そのまま投資信託に投資されます。現金収入を重視する時には、投資方法にも注意しましょう。

インカムゲインは、最悪ゼロになることはありますが、マイナス(損失)を産むことはありません。そのため、インカムゲインを重視する投資は、相対的に安定した収益を狙える場合が多いのです。

キャピタルゲイン・ロスとは?

キャピタルゲイン・ロスは、投資した資産の価格変動を通じて発生する損益です。一般に利益が出ればキャピタルゲイン、損失となればキャピタルロスと言います。株価や投資信託の基準価額など、多くの投資資産は日々価格が変動します。

投資開始時点より高値で売却できればキャピタルゲインを得られますし、逆に安値で売却すればロスとなります。外貨預金やFXの場合は、為替差損益がキャピタルゲイン・ロスです。仮に円から外貨に投資をしていた場合、投資期間中に円安・外国通貨高となればキャピタルゲインが発生します。

インカムゲインと異なり、キャピタルゲイン狙いの投資は損失が出ることもあるため、相対的にリスクの高い投資となります。投資先の価格変動率が高いほど、キャピタルゲインを狙った投資のリスクは高くなるのが特徴です。

インカムゲインに着目した投資5選

インカムゲインを重視した投資は、さまざまな資産において実践可能です。主要な投資先におけるインカムゲインを重視した投資のポイントについてまとめました。

株式|高配当株投資

株式では、高配当な株に投資することにより、インカムゲインの厚みを増やせます。株式とは、企業が返済不要な資本性の資金調達をするために発行する有価証券です。一般に株式の配当の多寡は、配当利回りで判断します。

配当利回り=年間の1株あたり配当額÷株価

基本的には配当利回りが高いほど高配当な株と言えます。ただし、配当利回りは株価の下落によっても上昇するのが特徴です。株価が下落している銘柄は、業績悪化や市場悪化リスクが高い銘柄と考えられます。

今は配当利回りが高くとも、後々業績悪化による減配となり、期待通りの収入が得られない可能性もあります。高配当株へ投資するときには配当利回りだけでなく、その企業や株価の安定性にも着目しましょう。

投資信託|分配金利回りの高い銘柄への投資

投資信託は分配金を出す銘柄、出さない銘柄があります。投資信託は、投資家から集めた資金を、プロの運用者がファンドのルールに基づいてさまざまな銘柄に分散投資する商品です。

分配金を潤沢に出す銘柄に投資すれば、潤沢なインカムゲインを獲得できるでしょう。投資信託のインカムゲインは「分配金利回り」で計測します。

分配金利回り=分配金÷基準価額

ただし注意したいのは、投資信託はファンドが獲得した収益以上に「特別分配金」という形で分配金を出せる点です。特別分配金が多いと基準価額が下落していく要因となるため、インカムゲインで現金を獲得してもその分キャピタルロスが大きくなるリスクがあります。基準価額の安定性もみながら、銘柄選びをしましょう。

債券|満期保有により損益が安定

一部の特殊な債券を除くと、債券は定期的にクーポンと呼ばれる利息収入を得られます。債券とは、国や企業が投資家から幅広く借入を行うために発行される証券です。

また、債券は償還の前までは市場環境により価格が変動しますが、償還時にはあらかじめ決められた金額が投資家に返ってきます。償還まで保有すれば、価格変動による損益を抑えて、金利によるインカムゲインだけを獲得できるのです。

正常に運用されていれば、債券は安定したインカムゲインを獲得しやすい資産ですが、債券を発行する企業や国(発行体と言います)などの破綻に伴う債務不履行には注意が必要です。

債務不履行を引き起こすと、予定されていた金利支払いや償還が滞るため、たちまち大きな損失を引き起こします。正常に償還まで迎えられる、財務が安定した発行体の債券を選ぶのが大切です。

投資型クラウドファンディング|銘柄を選べば潤沢な分配金収入に

クラウドファンディングのうち、投資商品の一種である投資型クラウドファンディングは、インカムゲインを獲得する投資先として適した選択肢の一つです。

クラウドファンディングは、オンラインを通じて投資家から小口資金を集めて、その資金をファンドのコンセプトに基づいて投資(運用)されるファンドです。その中には、不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディングなど、投資商品としての性質が強いファンドも多数あります。

多くの投資型クラウドファンディングは、集めた資金の投資先から獲得した利益を分配金として投資家に還元します。中には利回りが10%前後に達する銘柄もあるなど、潤沢なインカムゲインを獲得できます。

ただし、投資先の倒産や経営状況の悪化等により、期待通りの収益を得られなければ、元本が毀損して損失が発生するリスクがあります。

外貨預金|日本円より高金利の通貨を保有すれば利息収入を獲得可能

金利の高い外貨に投資をすると、定期的に利息収入を獲得できます。2024年11月時点で、日本円は世界で見ても有数の低金利通貨なので、外貨預金を保有すれば相対的に潤沢な利息収入を得られます。

南アフリカランドやメキシコペソなどの新興国通貨はもちろん、足元は米ドル・英ポンドなどでも、円預金より潤沢なインカムゲインを獲得できます。

ただし、外貨預金は通貨を円に戻す時に為替差損益が発生します。仮に外貨の保有期間中に円高になっていれば、インカムゲインを加味しても損失が発生する可能性があります。

不動産投資はインカムゲイン目的の投資として魅力的な選択肢に

次の理由から、不動産はインカムゲインを重視する投資家にとって、魅力的な選択肢の一つです。

  • 借入活用により投資元本対比で潤沢なインカムゲインの獲得が可能
  • 毎月安定した現金収入を獲得可能
  • ローン返済が進めば価格損失のダメージを受けにくい

以上の魅力について、簡単に紹介します。

借入活用により投資元本対比で潤沢なインカムゲインの獲得が可能

不動産投資では、多くの方がローンを活用して、相対的に少ない自己資金で投資を始めます。ローンを活用した投資では、自己資金対比での現金収入を増やすことが可能です。不動産投資において、借入を活用して収入が増える仕組みを「レバレッジ効果」と言います。

不動産以外のここまで紹介した投資手法は、基本的に自己資金より大きな規模の資産に投資するのは困難です。支払った自己資金対比での現金収入で見れば、不動産投資の方が高い収益率を狙える可能性があります。

毎月安定した現金収入を獲得可能

不動産投資では、毎月インカムゲインを獲得できるのが大きな特徴です。ほとんどの不動産は、毎月賃料収入が発生します。実は、毎月インカムゲインを獲得できる投資資産はあまり多くなく、先ほど紹介した中では毎月分配型の投資信託くらいです。

そのうえ、投資信託は先述の通り価格上昇を犠牲にしながら分配金を払い出せるため、インカムゲインがキャピタルロスで相殺されるリスクもあります。キャピタルロスのリスクを高めることなく毎月インカムゲインを得られる投資先としては、不動産は魅力的な投資先といえます。

ローン返済が進めば価格損失のダメージを受けにくい

ローン返済が進むと、不動産価格が下落しても投資家に実損が及びにくくなるのが特徴です。ほとんどの投資資産は、キャピタルロスによる資産の減少を避けるために、購入時以上の価格で売却する必要があります。

しかし、不動産投資の場合は、購入時に負担するのは自己資金部分だけで、他はローンが賄ってくれます。賃料収入が十分に得られていれば、ローン返済は賃料収入の中から進むため、投資家がローン返済のために更なる現金を拠出する必要もありません。

したがって、売却価格とローン残債の差額によって得られる現金が、当初の自己資金を上回れば、投資家は売却時に現金ベースでの損失を負担しないこととなります。つまり、資産価格が少々下落していても、現金を減らさずにすむ可能性があるのです。

たとえば、5,000万円のアパートを自己資金1,000万円で購入したとします。借入は4,000万円です。運用開始後は賃料収入からローン返済を順調に進め、残債が1,000万円になった時に売却するとします。

このとき、アパートの売却価格が2,000万円(当初の自己資金1,000万円+売却時に処分する残債1,000万円)を超えていれば、当初支払った自己資金を加味しても、現金ベースでの損失が出ない計算となるのです。このようにローンの活用により、投資期間が長くなるほど損失のダメージを受けにくくなるのも、不動産投資の特徴といえます。

不動産投資で潤沢なインカムゲインの獲得を目指そう

投資家の中には、大きなキャピタルゲインよりも着実なインカムゲインを重視する人もいるでしょう。今回紹介したように、株、投資信託、外貨預金など、インカムゲイン重視型の投資はさまざまな資産でチャレンジ可能です。ただし、価格変動に伴うキャピタルロスがインカムゲインを相殺したり、かえって損失を生まないように注意が必要です。

不動産投資なら、レバレッジ効果により潤沢なインカムゲインが見込めます。また、ローンの活用により自己資金の負担を抑えることで、価格が下落しても現金ベースでの損失を受けずに済む可能性があります。安定したインカムゲインを求める方にとって、不動産は有力な投資先の選択肢の一つといえるでしょう。

 
私たちリタ不動産は、全国の不動産投資・収益物件(投資物件・収益不動産)を取り扱う不動産会社です。社名の『リタ』は「利他の精神」「自利利他」から名付けられたもの。その背景には、自分の利益を最優先するのではなく、お客さまの利益を最優先としたサポートや提案を行うというスタンスがあります。
「お客さまの利益のために努力することが、自らの利益につながる」という考え方ですので、押し売りをはじめとしたこちら都合のアプローチは一切行っていません。
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弊社の目的はお客さまの資産形成をお手伝いすることです。収益物件の売買を通じてお客さまのビジネスパートナーとして「常に誠実である」ことをお約束します。不動産投資は長い目線で取り組まねばならない投資です。棟目の購入・売却から資産入れ替えの再購入まで末永くお付き合いするために、メリットのみならずリスクやデメリットもしっかりと告知します。 物件情報は精査したもののみ発信するほか、節税相談や金融機関のご紹介など、不動産投資を通じた資産形成をトータルサポート。お客さまが安心して不動産投資に取り組めるように尽力いたします。気になること、不安なことがあればいつでもお気軽にご相談ください。
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