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「預金」と「不動産投資」と「株式投資」を比較 主な資産形成方法それぞれの特徴とは

2024-04-11

 

資産形成の方法を考えるうえで、どのような資産に投資すべきか悩む方は少なくありません。また、安全性を重視して預金での資産形成を重視する方もいます。
今回の記事では、個人にとって代表的な資産形成の方法として預金・不動産投資・株式投資の特徴をまとめました。資産形成の方針を立てるうえで、ぜひ参考にしてください。

預金・不動産投資・株式投資のおおまかな特徴

預金と不動産投資と株式投資の特徴を表でまとめると、下図のようになります。

  預金 不動産 株式
最低投資金額の目安 1円~ 100万円~ 数百円~
収益性 非常に低い 中程度 高い
リスク 非常に低い 中程度 高い
収益の源泉 金利収入のみ 金利収入中心 値上がり益中心
流動性(投資のしやすさ) 非常に高い 低い 高い

*一般的な傾向であり、全ての銘柄・市場環境に当てはまる特徴ではありません。

それぞれの特徴について、さらに詳しく解説していきます。なお、預金については円預金を想定して紹介しています。外貨預金は、また商品性が大きく異なるので注意してください。

預金の特徴

日本における預金の最大の特徴は「安全性がきわめて高い」ことです。預け先の金融機関が存続する限りは価格変動のリスクがなく、さらに万が一金融機関が破綻しても預金保険機構により1,000万円まで保護されます。

その代わり、期待できる収益源は預金に付与される利息収入のみです。近年の日本では、預金金利がゼロ近辺のきわめて低水準で推移しているため、預金から高い収益は期待できません。

将来、金利が上がった場合はこの限りではありませんが、2024年1月時点では預金は資産を「増やす」より「守る」のに適した資産といえるでしょう。

また、1円からでも預けられて、銀行営業時間であればいつでも出し入れできる柔軟性も預金の特徴です。コンビニのATMなどを活用すれば、ほぼ24時間利用できる預金もあります。

不動産投資の特徴

不動産は、ミドルリスク・ミドルリターンが特徴の資産です。基本的な不動産投資は、物件を購入して住居やオフィスなどとして貸し出し、入居者から賃料収入を得る手法です。個人投資家の場合は、マンションやアパートなどの賃貸住宅を活用した投資を手掛ける方が多いといえます。

 

不動産価格は、株式市場と比べると安定しています。大幅な価格の値上がり益は期待しにくい一方で、入居者がいる限り毎月着実に入ってくる賃料収入が収益の軸となります。

不動産投資は、金融機関からのローン借入を利用して自己資金よりも大きな規模の資産を保有して投資できるのが特徴です。ローンをうまく活用して規模の大きい不動産を運用すれば、潤沢な賃料収入が期待できます。

一方で、多くのケースにおいて一定のまとまった自己資金が必要です。基本的には取得する物件の規模により百万円?数千万円の自己資金が求められます。

物件の購入費用のほとんどを借入で賄って自己資金を抑える方法もありますが、ローンの返済により毎月の収支が赤字となるケースが少なくありません。仮に赤字の場合、投資期間中も自己資金でローンの一部を返済していかなければならないので、注意しましょう。

不動産は物件選びから購入までに手間と時間がかかります。また、一度取得すると簡単には売却できません。売買のしにくさもまた不動産の特徴の一つで、基本的には長期投資に適した資産といえます。

株式投資の特徴

株式投資は、ハイリスク・ハイリターンな投資方法です。株式とは、企業への出資の証として発行される証券で、保有すると議決権や配当を通じた利益分配を受ける権利などが発生します。

 

個人投資家の投資先として考える場合には、証券取引所で柔軟に売買できる上場株式へ投資するのが一般的です。取引所が開いている時間には、市場環境や企業の状況に応じて目まぐるしく値が動きます。株価変動による値上がり益が株式投資の収益の軸となります。ただし、株価がうまく上昇すれば高収益が期待できる反面、下落すれば大幅な損失を抱えることになるでしょう。

また、株式を保有していると、定期的に「配当」と呼ばれる現金収入を得られます。本来配当とは、企業の利益の一部から資金を割り当てて分配するものです。

しかし、実際の配当水準は企業の分配金へのスタンスにもよります。たとえば、毎回の配当額があまり変わらない企業や、配当を高水準に維持する企業、逆に全く配当を出さない方針の企業もあります。

株式は100単位(これを「1単元」という)で売買するのが本来のルールです。単元での売買では株価の100倍+売買にかかる手数料が必要なため、投資するときの最低金額は数万円?数十万円程度が目安となります。

しかし、複数のネット証券が1株での売買に対応するサービスを展開しています。これを利用すれば、数百円~数千円程度でさまざまな銘柄を売買可能です。

預金・不動産投資・株式投資それぞれにおすすめな方

預金・不動産投資・株式投資それぞれにおすすめな方の特徴をまとめました。自分がどのタイプに当てはまるか考えたうえで、資産運用の方法を検討してください。

預金がおすすめな方の特徴

預金は次のような方に適しています。

・シニア層
・安全志向の方
・資産を減らせない・減らしたくない方

シニア層は、預金を資産運用の中心に据えるのが一つの考え方です。老後の家計では資産を取り崩す可能性が高いため、資産を無闇に増やすより「守る」ことが重要になります。

また、病気や介護などの急な資金ニーズに柔軟に対応できる点でも、すぐに引き出せる預金がおすすめです。安全志向で、損失で資産が減ることに不安を感じる方にも、預金での資産形成が適しています。価格変動リスクが基本的にない預金なら安全です。

同じ理由で資産を減らせない・減らしたくない方にも適しています。例えば、自宅など大きな買い物を控えている方、教育費・結婚費用などまとまった支出が予定されている方は、確実に資産規模を維持できる預金での運用が適しています。

不動産投資がおすすめな方の特徴

不動産投資がおすすめな方は次のとおりです。

・まとまった自己資金がある方
・着実な現金収入を求める方
・長期的な視点で投資したい方

不動産投資を健全なスキームで始めるには、ある程度の自己資金が必要です。数百万円?1千万円程度の現金を支

払っても資産管理に問題がない方に適しています。

また、不動産投資が軌道に乗れば現金収入を毎月得られます。月々の収入を投資で補っていきたい方にとって、不動産投資は有効な選択肢の一つです。

不動産投資は数十年など長期視点での投資に適した資産です。30歳代?40歳代の老後に向けた資産形成など、すぐに消費する必要のない資金を活用した資産形成にも適しています。

株式投資がおすすめな方の特徴

株式投資がおすすめな方は次のとおりです。

・若くて投資期間を長く取れる方
・資産を積極的に増やしたい方
・株主優待を期待する方

株式投資は、年齢が若く投資期間を長く取れる方におすすめです。株式は市場動向により大幅に下落するタイミングがありますが、長期で投資を継続すれば損失をカバーして投資収益を得られる可能性が高まります。若くて、老後まで時間的な余裕がある方ほど、株式投資に適しているのです。

また、リスクをとって資産を積極的に増やしていきたい方にも有効な選択肢となります。今回紹介する資産の中では、株式は相対的に魅力的な収益率が期待できるためです。

最後に、株主優待を重視して投資する方は株式に投資するしかありません。株主優待とは、その企業の株をもつ投資家に自社製品や金券などを特典として付与する仕組みです。

金券や自分がよく使う商品・サービスを受け取れば、現金での収入を補完する役割を果たします。実際に、株主優待見合いで投資する個人投資家は少なくありません。株主優待も、株式投資ならではの魅力の一つなのです。

分散投資をするのも選択肢の一つ

預金・不動産・株式へ資産を分散させるのも一つの選択肢です。ここまでは預金・不動産・株式から1つ選ぶイメージで特徴を紹介してきましたが、複数の資産に自分の資金を分散させるのも有効な手段といえます。投資の世界で「財産三分法」といって、預金・不動産・株式を三分の一ずつ保有する考え方があります。

安定資産としての預金、月々の安定した現金収入が見込める不動産、リスクは高いが市場環境により価格収益が期待できる株式に分散投資する手法です。大損するリスクを回避しながらも、長期で着実に投資収益を獲得する手法として適しています。

今回の記事を参考に、自分の資産形成に合った投資先を検討してみましょう。また、一つに決めきれない方、適度なリスクを取りつつ収益性を追求したい方は、財産三分法に基づいて、預金・不動産・株式のそれぞれに資産を分散させるのも一案です。

 

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「お客さまの利益のために努力することが、自らの利益につながる」という考え方ですので、押し売りをはじめとしたこちら都合のアプローチは一切行っていません。

弊社の目的はお客さまの資産形成をお手伝いすることです。収益物件の売買を通じてお客さまのビジネスパートナーとして「常に誠実である」ことをお約束します。
不動産投資は長い目線で取り組まねばならない投資です。棟目の購入・売却から資産入れ替えの再購入まで末永くお付き合いするために、メリットのみならずリスクやデメリットもしっかりと告知します。
物件情報は精査したもののみ発信するほか、節税相談や金融機関のご紹介など、不動産投資を通じた資産形成をトータルサポート。お客さまが安心して不動産投資に取り組めるように尽力いたします。気になること、不安なことがあればいつでもお気軽にご相談ください。

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