不動産投資での成功は不動産会社選びがカギ！　失敗しない会社の見極め方とは | 全国の不動産投資・収益物件｜株式会社リタ不動産

不動産投資は高い収益性と安定性を兼ね備えた魅力的な投資手段ですが、成功するには「不動産会社選び」が重要です。 なぜなら不動産会社は投資物件（収益物件または収益不動産）の提案から管理までを担う、不動産投資のパートナーとなる存在だからです。しかし、なかには投資家をだます悪徳な会社もあります。
そこでこの記事では、不動産投資で成功するためにはどのような不動産会社を選ぶべきか。失敗しない不動産会社の見極め方の一例を紹介します。

不動産投資で会社選びが重要な理由は、会社の数が多いからです。不動産会社（法人）は全国で約11.6万社（※1）で、コンビニエンスストア（以下、コンビニ）は2023年5月末時点では約5.5万店（※2）ほどと、不動産会社はコンビニの2倍以上も存在しています。

それだけ数が多ければ、会社の質はピンキリですし、取り扱う不動産が賃貸・実需（※3）・収益物件のうち、なにをメインに扱うのかで得意・不得意が分かれるため、お付き合いする不動産会社は見極めなければなりません。

※1 不動産適正取引推進機構「令和4年（2022年）度末 宅建業者と宅地建物取引士の統計について」より引用

※2 一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会「JFAコンビニエンスストア統計調査月報 2023年6月度」より引用

※3 実需：本人が自己使用する目的の不動産のこと

11.6万社のなかから不動産会社を選ぶ際の基準は、収益物件の売買に慣れていることです。

宅建業者であればどの会社でも収益物件を取り扱えますが、売買でのやりとりを考えると、やはり慣れている会社を選んだほうがいいでしょう。

売買に不慣れな会社を選んでしまうと、欲しい物件の情報取得や買付で後手に回ってしまうなどのデメリットが生じる可能性があります。収益物件の売買に慣れている不動産屋であれば、スムーズにやり取りが行えるだけでなく、最新の市況や融資事情に精通していて融資先のアテンドや適した物件を探してくれるなど、的確なサポートとアドバイスが期待できます。

不動産投資において一番難しいのが「いい不動産会社」選びです。不動産売買はクローズドな環境で取引されるケースが多いため、いい収益物件の情報はおろか、いい不動産会社の情報が表に出にくい傾向があります。

そうした環境下において参考になるのは、ウェブサイトと口コミ、先輩・知人投資家の紹介です。

ウェブサイトで検索

不動産会社はアナログ文化が根強く残っているため、あまり熱心にウェブサイトを更新していません。しかし、そうしたなかで定期的にサイトを更新している業者は「不動産の売買・仲介などの営業活動以外にコストをかけられる」余裕があると推定できます。つまり人的リソースを営業のみに頼っておらず、しっかりと広報活動を行える証なので「いい不動産会社」かどうかの判断基準になりえます。

口コミ

飲食店や美容院を検索するとき、情報サイトや地図アプリに書かれた口コミの内容はもちろん、お目当ての店舗についている☆の数を気にしたことはありませんか？　そうした目に見える評価が多く、高いところは「いい不動産会社」と言えるでしょう。

先輩、知人投資家の紹介

冒頭でも紹介したように不動産はいまだにアナログ文化が根強いため、先輩投資家たちも自分がもっている情報をネットや多くの人の目に触れる場所に公開しない傾向があります。

そうした理由から「いい不動産会社」の情報も人と人とのつながりから明らかになります。

近年はソーシャルメディアの発達によって、いい会社とそうでない会社が可視化されつつありますが、人づてに聞いてみると「いい不動産会社」との思わぬ出会いがあるかもしれません。

いい会社を見つけても、営業担当者との相性が合わなければ、不動産投資成功への道は遠のくばかりです。最後はいい担当者に出会えるか、また自分と営業担当者の相性がカギを握ります。

いい担当者とはどのような人か。人によって正解は異なりますが、少なくとも自分の問い合わせに対してレスポンスが早く、依頼されたことをしっかりと実行してくれるような“顧客ファースト”な人が担当だといいでしょう。

そのうえでしっかりとコミュニケーションをとり、自分と営業担当者の目線をすり合わせておくと、自分の求めている物件に近い提案が出てくるはずです。

初心者で右も左も分からない人は、まず自分がどの価格帯の収益物件を購入できるかを理解することが先決です。自分が欲しい物件と購入できる物件に乖離があれば自分の身の丈にあった条件に修正しましょう。そしてはじめのうちは相性のあう担当者と一緒に物件を探すことをおすすめします。